茨城県神栖市のフィルム施工専門店
窓友 ~ソウユウ~
です。
毎週金曜日は、窓友の活動情報を発信します。施工の模様や現調訪問、フィルムの種類や機能などなど・・・を掲載。
今回は全国にサービスステーションを持つ国内でも最大級のガソリンスタンドさんの、茨城県某所にあるサービスステーションさまより、ミラータイプフィルムの施工をお引き合いを頂き、現調訪問をしてまいりました。遮熱フィルムのミラータイプですが、目隠し用途でのご依頼となります。
先ずはガラスの仕様を確認します。今回は網入りガラス 6.8mm[角形霞ワイヤー(線間隔約 13mm)]です。ガソリンスタンドでは、消防法の規定により網入りガラスを使用する決まりとなっています。
※ 網入りガラスの強度は一般的な透明ガラスに比べ約6割程度しかなく、通常状態でも熱割れがし易いガラスです。
ガラスの厚みを測るには、設置されているガラスを外して測る事が出来ないので、写真のカードを使います。左下の写真、黄色い矢印が示している青い線が基準となり、上の数値2~19がガラスの厚みになります。前項の写真の様にカードを45°の角度でガラスに当てます。反射したカードは写真右上の様に見えます。その時(写真では分かり辛いですね)、右下の写真黄色い矢印、青い線に3の線が重なっています。この場合、このガラスの厚みは3mmとなります。
次に、施工するガラスのサイズを測って行きます。縦・横をミリ単位で測定し現調メモに記入をします。今回は大きな差がありませんでしたが、時には左右や上下の差が多き場合や、防犯フィルムなどを施工する場合には、縦・横の4方向全ての採寸をミリ単位で行います。
ガラスの採寸が終わりましたら、ガラスが面する方位を確認します。また、この時にガラスの設置角度も同時に確認します。大概は垂直90°で施工をされていることが一般的ですが、屋根の天窓や建物の構造上で角度ついている時には、その角度も重要となります。
これまで得た情報と、カーテンの有無や種類、カーテンとガラスの距離、ガラスに入る影の状態など、メーカーの熱割れ計算システムに入力します。この結果で希望するフィルムの熱割れに対するリスクが確認できます。もし、熱割れに対する危険性が高い時には、似たフィルムでリスクの無い物、もしくはリスクの最も低い物のをご提案しております。時にはお客様の利益を考え、フィルムの施工そのものを取りやめるご提案もさせて頂いております。
現調時には、ご希望によりサンプルフィルムの施工も無料で行っております。実際にフィルムを施工した後のイメージが分かり易くなります。内観や外観、採光状態など「貼ってみなきぇりゃ分からない!」を解消できます。イメージと違った場合は、他にご希望のサンプルを施工して、ご確認を頂く事も可能です。
今回ご依頼を頂きました、ガソリンスタンドさんにはメーカーや種類違いの3枚のサンプルフィルムを施工致しました。
➀向かって左側 / メーカー:3M , 品名:外貼り用遮熱フィルム シルバー35X , 品番:RE35SIARX
②真ん中 / メーカー:3M , 品名:外貼り用遮熱フィルム シルバー15X , 品番:RE15SIARX
③向かって右側 / メーカー:GLAFIL(グラフィル) , 品名:外貼り用遮熱アクリル高耐久フィルム , 品番:ERA15
今回のお引き合いは他社様より、安価であったとの事でしたが、残念ながら熱割れ計算の結果、熱割れのリスクが非常に高い事とお客様の不利益をご説明し、施工を行わな事をお勧め致しました。自分の利益も考えますが、お客様あっての自分の利益です。お客様が特にならない事はお勧めしない様にしています。熱割れとは、メモをしている写真をクリック!ページが開かない方は、ガラスの豆知識 (熱割れについて(1))|AGCのGlass Plaza-PRO (asahiglassplaza.net)←こちらをクリック。
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