茨城県神栖市の建築用窓ガラスのフィルム施工専門店
窓友 ~ソウユウ~
です。
今日は茨城県鹿嶋市のH様邸に施工をさせて頂きました、グラデーションフィルム(装飾フィルム)の施工模様を掲載致します。
お隣のコーポの駐車場から、寝室と洋室が丸見えなので、ミラータイプの目隠しフィルムをご検討されておりましたが、サッシが複層のLow-Eガガス、仕様は遮熱/断熱性能が高い物でした。そこへ、あえて遮熱性の高いミラータイプのフィルムを施工するより、同価格のグラデーションフィルムをご提案。
室内からも、外が丸見えです。ここへミラータイプのフルムを施工しると、外が明るい時はミラー効果で室内が見えにくくなりますが、逆に外より室内側が明るくなると、中から外が見にくくなり、外からは室内が良く見える様になります。そのことも踏まえ、グラデーションフィルムを施工する事となりました。
先ずは、いつもの様に養生から始めます。施工時には沢山の水を使いますので、壁や床、周りの家具や電子機器に水が掛からない様、しっかりと養生をさせて頂きます。また、フィルムのカット端材や保護フィルム、ペーパーなどのゴミも出ますので、近くにはゴミ袋も準備。
ガラス全面をスクレーパーやワイパー、その他を使い清掃。合わせてサッシ全体も清掃して綺麗な状態になったら、フィルムを合わせていきます。ご依頼頂きましたフィルムは、下(白)から上(透明)にグラデーションになっているフィルムです。下の白を基準に位置を合わせていきます。(今回は既製品をそのまま施工していますが、ご依頼に応じてカットも可能です。)
フィルムを合わせる際に剥がした裏面の保護フィルムをフィルムの表面に貼ります。グラデーションフィルムの多くは、表面にハードコート層が無い為、圧着時にフィルムの表面にキズ等を付けない為保護フィルムを使います。また、施工性の面でも保護フィルムを貼った方が、圧着用スキージーの滑りが良くなるとの理由もあります。
位置決め、保護フィルムの貼り付け後、仮圧着をして、両側の余剰フィルムをカットします。通常のフィルムですと、パッキン(ガスケットやコーキング等)から、3mm~2mmのクリアランスでカットをしますが、グラデーションフィルムなどは、1mm~0.5mm程度でカットし、隙間をなるべく目立たなく施工します。※国家試験の規定では3mm±0.5mmで審査されます。(使用フィルムは透明飛散防止フィルム。)
フィルムカット後、本圧着。フィルムとガラスの間の水(施工液)を完全に掃き出し、フィルムをガラスに貼り付けていきます。
本圧着後、端部に残った水を白ベラとキッチンペーパーを使い全て掃き出し、清掃後、点検をして問題が無ければ、養生の撤去と、周りの清掃をして終了です。
仕上がり後の室内は、採光も十分で明るい室内。同色系の壁紙とも違和感がないせいか、圧迫感もなく室内が広く見えます・・・個人的な感想ですが・・・。(引きの写真が無く、広さを感じられなくてすいません<(_ _)>。)
事前のお打ち合わせの時に、H様が『見られたり、覗かれたりするのも嫌だけど、外を見た時に目が合うのも気まずい。』っと言っていました。これで安心ですね!
外から見ると、下のマット(白)から上の透明へのグラデーションが自然で威圧感もなく、上手く目隠しが出来ています。ミラータイプとは違い、マット(白)ですので、室内が明るく外が暗くい状況になっても目隠し機能は損なわれません。(ただし、人影などは映る場合があります。)
参考までに、片側だけグラデーションを施工し、外側から室内を見た状態です。施工した左側に対し、施工をしていない右側は室内が丸見えです。
こちらは、片側だけ施工し室内側から外を見た状態です。外からと同様に、施工した右側に対し、施工していない左側は、外が丸見えになっています。
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